VPNを構築してFAXを転送
2022年12月06日【施工日誌】
こんにちは。福井オフィス・ラボです。
2店舗の旅館経営のお客様で
メイン事務所の複合機へ、2店舗目からのFAXを転送する
VPNを構築しました。
メインの事務所でも別店舗へ行くことなくFAX確認をしたいとの要望を受けての構築です。
キヤノンiR-ADV C3826Fの複合機本体に標準搭載されているHDDの領域を利用し、スキャン文書やFAX受信文書はもちろん、パソコンで作成したアプリケーションファイルも保管できるようになり、パソコンのみならず同一ネットワーク上のi-ADVからも保存ファイルを共有することができます。
YAMAHAのRTX830を2店舗のルーターとして
構築しました。
各客室のWiFiを増設しましたので、今回のRTX830に交換することで、拠点間VPNに加え、昨今、インターネットへのアクセス増により、従来モデルのNATセッション数では性能不足となる場合が増えていますが、NATセッション数の向上により、ストレスの無い運用が可能です。
「VPN」は「Virtual Private Network」の略で、日本語では「仮想専用線」と呼ばれます。
送信側、受信側にそれぞれに設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行うことで、第三者には見えない仮想的なトンネルを形成して通信する仕組みです(「トンネリング」)。
今回は、FAX転送をメインとしておりますが
拠点先へのプリント、共有HDD(NAS)へのアクセス
など、便利な機能がたくさんあります。
福井オフィス・ラボでは、ネットワークの構築も是非お任せください。
パソコン、複合機からインターネット回線に関わることなど、なんでもご相談お待ちしております。